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鈴木 孝政 (すずき たかまさ)

実に1月以来、このカテゴリーではほぼ2年ぶりの更新である。投手:大谷くんの鮮烈のデビューを見て思い浮かんだ一人が今回の選手だ。山口高志らと並び同時代の速球王を争った記憶が鮮明ながら、ボクの敬愛する長嶋茂雄・一茂親子と公式戦で唯一対戦した投手であることはあまり知られていない。

鈴木孝政1954年(昭和29年)千葉県生まれ。成東高校へ進学後1年からエース&速球投手として鳴らすも銚子商の壁に阻まれ甲子園には出場できず。しかし、1972年(昭和47年)のドラフト会議で当日まで予定していた中根(のちに近鉄)を押しのけ1位指名されドラゴンズに入団する。

150km台の伸びのある快速球を武器に主に救援投手として活躍。入団2年目には35試合に登板しリーグ優勝に貢献すると、その後最多セーブ投手、最優秀防御率と最優秀救援投手を獲得し1977年(昭和52年)にはリリーフ専業でありながら自己最多の18勝をマーク、2度目の最優秀救援投手に輝いた。

しかし、その後3年間 規定投球回数まで届くロングリリーフの蓄積から肘を痛め、技巧派投手として先発に転向。1984年(昭和59年)には16勝を挙げカムバック賞を獲得するも徐々に登板機会が減り1989年(平成元年)限りでユニホームを脱いだ。引退後は解説者、評論家を務め、ドラゴンズの一、二軍コーチを歴任、昨季より同チームの二軍監督に就いている。

【 生涯通算成績 】(実働17年) 586試合登板、124勝94敗、96S、防御率3.49、最優秀防御率1回、最優秀救援投手2回、最多セーブ1回

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