いつもプロ野球界のど真ん中で光り輝いていた。子供の頃無我夢中でむさぼった「野球入門」や「ルールブック」、友人らと額に汗する位にバトルを演じた「野球盤」などには必ずと言って良い程『王と長嶋の―』という形容詞が付き、大好きな野球マンガでは常に一目置かれる主人公の目標として画かれていた。
チャンネルを合わせれば敵を寄せ付けない強さを誇る巨人軍の中に燦々と君臨し、見るもの手にするものの多くがONに関連するものばかり。「三度の飯より野球が好きッ!」と言って憚らなかった子供の頃のボクにとっては後光が射す正に「神様」と呼ぶに相応しい存在だった。
野球チームでは「1」と「3」の背番号が羨望の的となり、教室での席順、銭湯の下駄箱、とにかく何でも「1」と「3」にこじつけた無意味な争奪戦が繰り返された。多少「3」の方が入手難の傾向が強かったけど長嶋派と王派に二分されたあの頃が妙に懐かしく、それを体験できたことが今となっては誇らしく思える。
今後も永く繁栄して行くであろうプロ野球界においてこの2人(コンビ)を超える選手は二度と現れないだろう。ついに昭和と平成を跨ぎ繋いだ“プロ野球最大の功労者”が揃って姿を消してしまった。別れを惜しむかのごとく降り注いだラストゲームの冷たい涙雨のように、今は堪らなく辛く、寂しく、そして悲しい…。
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野球チームでは「1」と「3」の背番号が羨望の的となり、教室での席順、銭湯の下駄箱、とにかく何でも「1」と「3」にこじつけた無意味な争奪戦が繰り返された。多少「3」の方が入手難の傾向が強かったけど長嶋派と王派に二分されたあの頃が妙に懐かしく、それを体験できたことが今となっては誇らしく思える。
今後も永く繁栄して行くであろうプロ野球界においてこの2人(コンビ)を超える選手は二度と現れないだろう。ついに昭和と平成を跨ぎ繋いだ“プロ野球最大の功労者”が揃って姿を消してしまった。別れを惜しむかのごとく降り注いだラストゲームの冷たい涙雨のように、今は堪らなく辛く、寂しく、そして悲しい…。
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