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荒木 大輔 (あらき だいすけ)

北京五輪に若干押された感が否めなかった「夏の甲子園」第90回記念大会が大阪桐蔭の優勝で先日幕を降ろした。そこで今回は若干機を逸してしまったが、その檜舞台に立った往年のヒーローを取り上げようと思う。“大ちゃんフィーバー”なる社会現象を巻き起こし、アイドル扱いの過熱な報道合戦はもちろん当時の新生児の名前までにも流行をもたらした選手である。

荒木大輔1964年(昭和39年)東京生まれ。調布リトルリーグ時代に世界選手権で優勝し、その後早稲田実業に進学。1年の夏からマウンドに上がり胸の透く快投を重ね決勝で愛甲を擁する横浜高に敗れるが、この大会を皮切りに春夏5季連続出場を果たし「甲子園の顔」になった。

絶大なる人気に加え類まれない投球術が高い評価を得、1982年(昭和57年)のドラフト会議でスワローズに1位指名され入団。1年目に初勝利を飾り1987年(昭和62年)には自己最多の10勝をマークするが、以降ヒジと椎間板ヘルニアの手術で4年間登録されず。一度は復活し活躍するもチームの構想から外れ1995年(平成7年)にベイスターズへ無償トレードされる。

移籍1年目に僅か5試合の登板で勝ち星を上げられずに終わるとこの年限りでユニホームを脱ぎ、引退後は解説者を経てメジャーへコーチ留学し再び解説者に就いた。2004年よりライオンズの投手コーチとして4年間後進の指導にあたり、昨年成績不振の責任を取って退団する伊東監督と共に辞任、今季より古巣のスワローズへ復帰し1軍の投手コーチを務めている。

【 生涯通算成績 】(実働10年) 180試合登板、39勝49敗、2S、防御率4.80

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この記事へのコメント
2008.08/26(火) [プライセス]
2008.08/30(土) toプライセスさんへ[kane]
2008.09/01(月) [シルク]
2008.09/01(月) toシルクさんへ[kane]
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