プロ野球に関することを中心に勝手気ままに感想・意見・思い出話などを綴るサイトです。
オフィシャルサイト
夏の甲子園が近づいてきた。例年見られる現象だけど、この時期当ブログを訪れる方のサーチワードに「バンビ」の文字が登場する。今から30年以上も前の選手なのに未だに甲子園で放った輝きを多くの人が記憶に留めているという証拠だ。そこで今日は3年前に綴った記事を一部加筆・訂正して再掲載する。

バンビ坂本1-1でもつれ込んだ10回の裏、2アウト一、二塁。最後の力を振り絞って投じた158球目をとらえた打球は逆風の中ライトのラッキーゾーンへ。劇的なサヨナラ本塁打で死闘に終止符が打たれた。1977年(昭和52年)第59回大会、東邦vs東洋大姫路の決勝戦のひとコマである。

この大会2回戦から出場した東邦は高松商に6-2、3回戦は黒沢尻工に8-0、準々決勝は熊本工に4-0、準決勝では大鉄に5-3と勝利し一戦ごとに力をつける度に人気はうなぎのぼりに、見事決勝進出を果たしている。その全ての戦いを投げ抜いたのが、ひょろりと首と腕が長く顔立ちがカワイイところから「バンビ」の愛称で呼ばれた15歳の一年生エース坂本だった。

敗れた瞬間、涙はなく微笑みさえ浮かべマウンドを降りるその顔が今も鮮明な映像として頭の中に残っている。「ホームランと解った時、何となくホッとしました」とポツリと悪びれずにインタビューに応え、明日への希望を胸に甲子園を去って行った姿が何とも清々しかった。あぁ、懐かしや古き良き思い出である。

人気blogランキングへ  FC2 Blog Ranking
スポンサーサイト