毎朝、新聞を広げる度に目に飛び込んでくる「雇用不安」を綴る記事。例外なく大手上場企業もリストラや希望退職者を募るといった具合に厳しい現実を突きつけられる内容があちこちに掲載されているせいか、野球界で断行される戦力外通告がいつになく身近なものに感じてしまう方も少なくないかもしれない。
40歳近くになれば本人の意志をよそに尚更その対象になる選手が多い中、来季で20年目のシーズンを迎える37歳のベテラン野口がFAからベイスターズに入団するという快挙(?)を成し遂げた。それも2年総額1億6000万円プラス出来高払いという好条件での契約で、である。
相川のメジャー挑戦が空席を生み、球団との思惑が一致した結果とは言え、正直予想以上の厚遇であるように感じた。年齢、実績を考えると野口にとっては正に渡りに船、失礼な話だが本来ならばFA権を行使しても難しいと言わざるを得ない選手だ。ただ、「活躍する場所さえあればおじさんだってまだまだやれるッ」という励みにもなったりするので当然悪い気はしない。
ドラフト外で入団しスワローズ時代は古田の控え。移籍したファイターズでは一時「ビッグバン打線の恐怖の8番」と謳われたが実松にポジションを奪われ、タイガースに移っても矢野の陰に回った苦労人。ここ数年は若い投手とバッテリーを組むことが多く、ベイスターズでも育成の期待が寄せられている。
必要とされる環境に身を置くことがどれだけ励みになるか、野口ならそれが痛い程解るはず。粋に感じ最後のひと花をパッと咲かせてくれそうで楽しみである。ぜひ、頑張って欲しいなぁ。
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相川のメジャー挑戦が空席を生み、球団との思惑が一致した結果とは言え、正直予想以上の厚遇であるように感じた。年齢、実績を考えると野口にとっては正に渡りに船、失礼な話だが本来ならばFA権を行使しても難しいと言わざるを得ない選手だ。ただ、「活躍する場所さえあればおじさんだってまだまだやれるッ」という励みにもなったりするので当然悪い気はしない。
ドラフト外で入団しスワローズ時代は古田の控え。移籍したファイターズでは一時「ビッグバン打線の恐怖の8番」と謳われたが実松にポジションを奪われ、タイガースに移っても矢野の陰に回った苦労人。ここ数年は若い投手とバッテリーを組むことが多く、ベイスターズでも育成の期待が寄せられている。
必要とされる環境に身を置くことがどれだけ励みになるか、野口ならそれが痛い程解るはず。粋に感じ最後のひと花をパッと咲かせてくれそうで楽しみである。ぜひ、頑張って欲しいなぁ。
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