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3年連続CSに出場するファイターズ。11日(土)から始まるバファローズとのファーストステージの本番に向けて練習にも余念がないが、毎年のことながらまたこのタイミングでチームを去らなければならない選手が発表された。プロの世界である以上結果を残せなければ当然の事とは言え、やはり寂しい限りだ。

イースタンリーグで首位打者になった市川対象になった選手は、歌藤・中村・金沢・内山の4投手と小山・駒居の両捕手の6人。今季、歌藤は14試合の登板するも防御率8.44、金沢は4試合に投げ0勝1敗、防御率6.00、小山は27試合出場し打率.172とそれぞれ振るわず、中村・内山・駒居は1軍昇格さえなかった。

ドラフトなどを睨んだうえでの決定なのだろうが、せっかく痛みを伴ったトレードを強行してまで獲得した左の2投手を戦力外にしたことと、コーチの中島を除けば信二、鶴岡、今成、渡部の4人体制となってしまう捕手陣の人員不足が共に懸念される。過去振り返って見ても2度に分け解雇通告を行う事も珍しくなく、更に心を鬼にした“厳しい整理”が待っているかもしれない…。

一方、最下位に終わったものの同じ2軍にあって盗塁王となった村田や本塁打王を獲得した洋平など、次に繋がる大きな収穫を得た選手もいる。特に4年目の市川は昨年の打率.329(4位)から飛躍し打率.350で見事首位打者に輝く活躍を見せた。まだ22 歳、185 cm、90 kg、と体格も恵まれており、将来的に中軸を担える高い潜在能力が来季にも1軍で開花しそうだ。

去る者と希望を胸に飛び込んでくる者、そして確実にステップアップし目標を掴み取る者。チームは生きていて常に変化している。場合によっては多少ヤキモキさせられるが、そんな生まれ変わる様を見続けるのもプロ野球を楽しむ醍醐味の一つである。どんな出入りがあろうとも、球団の方針を信じよう。

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