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平田 勝男 (ひらた かつお)

最大13ゲーム差あった2位ジャイアンツとの差がついに3.5までに縮まってしまった。ここに来て想像だにしていなかった展開となり俄然目が離せなくなってきたが、今回はそのタイガースの好成績を陰で支えるスタッフの一人を取り上げようと思う。打撃はいささか非力だったけど軽快な守備が際立っていたなぁ…。

平田勝男1959年(昭和34年)、長崎県松浦市生まれ。長崎海星高時代には1年先輩の酒井圭一を擁して夏の甲子園でベスト4に進出、3年生時にも主将として春のセンバツに出場した。卒業後は明治大学に進み、1981年(昭和56年)のドラフト会議で2位指名されタイガースに入団する。

当時、同じ遊撃手に真弓がいたが、のちにチーム事情もあって慣れたポジションに定着。1984年から87年(昭和59年から62年)まで4年連続ダイヤモンドグラブ賞・ゴールデングラブ賞を獲得する名手として活躍し、初の日本一に輝いた1985年(昭和60年)には53打点をマークするなど打撃面でも大きく貢献した。

その後、チームによる若返りの方針もあって和田に席を譲り、1994年(平成6年)のシーズン限りで現役を引退する。一度退団し評論家活動をしていたが3年後タイガースにコーチとして復帰し、星野監督の専属運転手、1軍のヘッドコーチなどを経て、一昨年より2軍監督に就き若手育成・指導にあたっている。

【 生涯通算成績 】(実働13年) 979試合出場、633安打、23本塁打、220打点、打率.258

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