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26日(金)から始まったレギュラーシーズン最後となる地元開催札幌ドームでの4連戦、必勝鉢巻を絞めんばかりの勢いで全て足を運んだ。途中ライオンズの胴上げを見て改めて優勝の価値を実感したり、逆転負けに悶絶したり、忙しない戦いが続いたが昨日の試合のおかげでまずまず納得できるものとなった。

ダル、自己最多の16勝達成.

負ければCSへの出場権を絶たれるその大事な一戦のマウンドに上がったのはダルビッシュ。結果は4試合連続2ケタ奪三振&2年連続200奪三振の達成と岩隈を抜いて防御率もリーグトップに躍り出る自己最多の16勝に到達する快投で直接凌ぎを削るマリーンズをピシャリと抑え、何とか3勝1敗で乗り越えた。

バファローズが勝利したためにCSの地元開催の目論みは叶わぬものとなったが、3位圏内を死守できる可能性を充分残すことに繋がったのは大きい。残りのイーグルス戦に勝利できれば「3試合全て勝たなければ!」というプレッシャーをマリーンズに与えることができ、他力とは言え状況は確実に好転してくる。

今季ボクが観戦した試合数は昨季より少ないジャスト20試合、14勝6敗、勝率.700といった内容でシーズンを終了したものの、これを最終数字にしたくない。厳密には頂点を争う戦いと認めにくい日本シリーズだけどセ・リーグの覇者を迎え入れる立場まで駆け上がり更なる「貯金増」を計らせて欲しいものだ。

この歳になると余りめでたくないが、奇しくも明日はボクの○回目の誕生日。きれいに包装された品物も嬉しいけど、今はファイターズの勝利が何よりのプレゼントである。頑張れあと一つ。

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会見中に涙を流す武内COOの姿が印象的だった。過去、監督退任の記者会見に同席した球団関係者が人目も憚らず涙するシーンなど見たことがなかったためだ。松中を始め多くの選手が涙し、イチローも「泣きそうになった」とコメントを残すなど今更ながら実直な人柄や人望が偲ばれ、尊敬の念を強くした。

王監督、退任会見ホークスの王監督が体調面の不安と成績不振を理由に今季限りでの退任を表明し、球界や多くのファンから別れを惜しむ声が挙がっている。予め解っていたこととは言えショックを隠せない人も少なくないようで、かくゆうボクもONの“完全なる幕引き”に暫し呆然としてしまった。

自己中心的にWBCの監督を辞退した“どこぞの輩”とは違い、偉ぶれることなく常に謙虚な姿勢を貫く様はさすが王さんである。退任の大きなウェイトを占めている理由が他ならぬ体調とあらば無理強いもできないが、WBCの後方支援を示唆してくれているのがせめてもの救いと今は無理に納得するしかない。

事の重大さが伝わっていないのか、リアクションが薄い息子を見て改めて現役と監督のどちらの時代も深く記憶に刻み込める世代に生まれたことに感謝したい気持ちで一杯になった。プロ野球の世界に実に半世紀、その礎を築いた最大の功労者と言っても過言ではない王さん、「本当に沢山の夢をありがとうございました…、そして長きに亘り大変お疲れ様でした…」。

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いやいや驚きである。7月8日にタイガースに敗れ、その時点で早くも13ゲーム差がつき自力優勝の可能性が消滅していたジャイアンツが16年ぶりとなる破竹の10連勝でついに首位に並んだ。1996年(平成8年)の「メークドラマ」を超える“セ界最大差”をひっくり返しての逆転Vも俄かに現実味を帯びてきた。

G破竹の10連勝仮にそれが達成された日にゃ1963年(昭和38年)に西鉄が成し遂げた14.5ゲーム差に次ぐ快挙となる。天王山と呼ぶに相応しい戦いで8年ぶりに3タテするあたり流れはジャイアンツか、持ち前の重量打線の破壊力は一過性のものではなく益々拍車がかかりそうな勢いだ。

今に始まったことじゃないが、小笠原、ラミレス、李と中軸が全て“外様戦力”によって支えられている現状に一抹の寂しさを感じ手放しで称えられない部分が残るも、絵に描いたようなデットヒートには多少なりとも興奮を覚える。人気ある伝統チーム間での覇権争いだけに今後の盛り上がりもひとしおだろう。

どちらも特別贔屓にしているチームではないので高みの見物よろしく戦況をじっくり堪能できそうだけど、ファンにとっては大変だ。追われるより追う方が有利と言うが、仕切り直しの状態になったこの先の展開はいかに。個人的には既に優勝を前祝するかのような「特集号」が店頭に並んでしまっている冷や汗モノのタイガースに“V”の一票を投じたいが…、さてさて どーなる?

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思えば実質プロ1年目の弱冠二十歳のシーズンにタイガースの藤村がマークしたシーズン最多安打記録を44年ぶりに更新してから今日に至るまで「当たり前」のように安打を重ねるイチローの姿を見てきたが「なんちゅー奴なんだ」、多少感覚が麻痺し大きな驚きが沸かないものの ただただ唸るばかりである。

イチロー、ついに8年連続2000本安打達成

イチロー自身予てより強く目標に掲げてきた“8年連続200本安打”がついに達成された。1894年から1901年にかけウイリー・キーラーなる選手が残した大リーグ記録に何と107年ぶりに並ぶ快挙。メジャーでも塗り替えたシーズン最多安打に続き、堂々と名前を刻むという もの凄いことをやってのけてしまった。

現在35歳のイチローが今後どこまで記録を塗り替え、どこまで伸ばすのか。このペースを落とさず行ければ40歳を過ぎる頃に4000本安打、そしてピート・ローズの持つメジャー記録4256安打を超えることになる。「45歳まで現役を続けたい」と話しているだけに5000本安打も夢で終わらないような期待も膨らむ。

スコアボードに5000の文字、球場の歓声に応える顔には深い皺が増え鬢には白いものが混じっている…。ちょいと気が早いがついイメージしてしまう。将来間違いなく伝説になるであろうプレーヤーの一挙手一投足をリアルタイムで観られる事に感謝せねば。今はそう感じなくてもいつか「宝」になるに違いない。

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レギュラーシーズンも残り僅かとなる中、両リーグ共 計っていたかのようにCSのシステムを最大限利用する熱戦を繰り広げている。我がファイターズもその渦中にいるが、ここに来てようやく一縷の望みが出てきた。バファローズとの直接対決を見事3タテし“地元開催権”をじりじりと手繰り寄せ始めたのである。

サヨナラで3連勝野球嫌いのかみさんの冷たい視線を尻目に秋晴れの3連休を札幌ドーム内で過ごした。しかも誰に声をかけるでもなく2枚のチケットを握り締め全て一人で観戦。昔から周りに気を使う事なく集中したい“ここぞという試合”によく採る行動で過去負け知らずの験も担いでみた。

初戦はマイケルの100S達成もあり7-4で勝利、2戦目は2年ぶりの1試合3本塁打などで4点のビハインドを引っくり返し9-6と勝利、そして3戦目はスレッジのサヨナラ安打で辛くも5-4と勝利した。当たり前の話負ければ3ゲーム差、ましてやエースを立てての敗戦となりゃ黄色信号どころの騒ぎではなかった。

2位に1ゲーム差と近づいたことで球団側も本拠地開催の準備が慌ただしくなってきたようだ。今週中にもチケット販売時期などの詳細が発表される見込みで、営業面の期待も日増しに高まってきているのだと云う。札幌ドームでの4試合を含む残り11試合、どんな展開・結果が待っているのだろう。一日も早く精神的によろしくない戦いに終止符を打って欲しいものである。

気分は先走りCSのチケット獲得策を頭で巡らす。
無駄にならない事を深く深く願いつつ…。

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今年のドラフトの目玉とされるアマNo.1右腕 新日本石油ENEOSの田沢がドラフトの指名を拒否し大リーグへ挑戦する旨を表明した。獲得に動く5球団の中でもメジャー契約を準備するレッドソックスが有力視されており、プロ野球の将来を担う金の卵の異例な流出に日本球界も戸惑いを隠しきれない状況だ。

田沢、メジャーを選択

過去、大体大の上原がエンゼルスから誘われるもマイナー契約の提示に踏み止まりジャイアンツに入団したいという例があるが、ついにこの時が来てしまったといった感じがする。暗黙のルール「紳士協定」は日本人選手の評価がまだ低い時代に効力を発揮したものであって、幸か不幸か今は通じる由もない。

プロ所属選手が大リーグに移籍するために野球協約上でFAやポスティングシステムなどを利用しなければならないのに対しアマには一切制約がないのが現状。「夢を叶えさせてあげようぜッ」と寛大な気持ちで応援したくとも、プロ野球の発展を願えば賛成出来かねる意見が相次ぐのも無理のない話である。

敢えてケツの穴が小さい閉鎖的な事を言わせてもらえば、先に後悔が残らぬよう田沢サイドの思惑を何とか説き伏せて欲しいとさえ思う。より高いレベルの環境で自分の実力を試したい気持ちは良ーく解る。でも、その前に野球の基礎を培い育ててくれた日本の地で一度恩返しをしてくれないだろうか…。

闇雲に反対するつもりはない。マック鈴木や多田野のようにプロの経験なくして海を渡りメジャーでプレーした選手もいるが、田沢のような選手と前者とではあまりにも立場が違い過ぎる。

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来年3月に開催が迫る第2回WBCの監督問題が毎日のように取り沙汰されている。既定路線だった「星野案」は当然の話だが本人の意向で消滅し、引き出しの少ない機構側は暗中模索の状態に陥った。“国際大会は並大抵の人材では務まらない”というイメージが強く人選の幅を狭めているうえに、過去の実績やら あれこれ考えては自分の首を絞めているようにも映る。

相変わらずのナベツネ発言いくら急いでいるとは言え、つい先日まで「星野くん以上の采配ができる人物がいるかね?」と擁護していたナベ○ネくんが舌の乾かぬうちに本人の体調を無視し「王ちゃんに頼むしかないねぇ。コミッショナー以下、土下座して頼めば良い」と言い放った様にはさすがに呆れた。

確かにイチローの声の下、「“世界の王”の顔に泥を塗るような試合はできない」と一枚岩になった感がある前回大会を振り返ると選手を統率するカリスマ性もあり最も適任かと思うが、今の王さんにはあまりにも酷過ぎる。監督の器ばかりに目が行きがちで、「大丈夫なのか?」と不安さえ覚えてしまう今日この頃だ。

五輪と違い、手探りだった1回目に比べ選手の参加意識も変わりイチロー、松坂、岩村、松井(秀)らの一線級のメジャーリーガーがメンバーの大半を占めるだろう。主役はあくまでも実力も個性も豊かな選手であり、個人的には必要以上に前面に出ることなくサポートに廻れる指揮官の方が適しているように思う。

それでも敢えて「○○ジャパン」と呼びたいならば「イチロージャパン」で良い。彼にはそれ位の求心力が備わっているし、彼の周りに集う選手は監督の存在を翳める程の顔ぶれになるのだから。戦うのは選手、監督の“箔”で試合をする訳ではない。

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デイヴ・ヒルトン
(Dave Hilton)


スワローズのオールドファンには忘れられない初優勝をもたらした「使者」である。ベースに被さるように極端に背中を屈め、ストライクゾーンを狭める打撃フォームが特徴的で、ボテボテの内野ゴロでも時には果敢に一塁へヘッドスライディングを試みるなど、常に気迫溢れる全力プレーが売り物の選手であった。

ヒルトン1950年、アメリカ・テキサス州出身。ライス大学からパドレスに入団したが在籍5年間で思うような成績を残せず1978年、テストを受けるために来日し春季キャンプへ参加。一発長打を秘めた打力と堅実な守備が広岡監督以下首脳陣に認められ、スワローズの一員になる。

1年目より主に1番を打ち、開幕から首位打者を争う程の活躍で打率.317をマーク。スワローズの球団創設初優勝と日本一に大きく貢献するも、翌年、打率.258と低迷したうえに前年の成績を盾に“特権”を主張したためオフに自由契約となり、その後ブレイザー監督の獲得要請によってタイガースに移籍した。

しかし、同年ドラフト1位で入団した岡田がおり、ファンはルーキーの起用を強く希望。打撃不振に加え、ヒルトンに拘ったブレイザーがマスコミから総攻撃を受けフロントとも衝突した影響もあって、結局監督と前後しシーズン序盤で解雇される。帰国し暫くは3Aでプレーしていたが、引退後は1Aの監督を勤めツインズのスカウトなどを歴任、若手の育成・発掘に尽力していた。

【 生涯通算成績 】(実働3年) 251試合出場、276安打、38本塁打、128打点、打率.284

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9月に入ったというのに平年より気温が高く汗ばむことも珍しくない。一度押し入れの奥深くにかたずけた扇風機を再度引っ張り出し、秋の訪れを遮るかのような暖かい日々を堪能している。なのに気持ちだけはどんどんうすら寒くなる。原因は明白、ファイターズがイライラももどかしい試合を繰り返すからである。

ついに5位転落ホークス戦を2勝1敗と勝ち越し、9月の巻き返しを多少期待させたものの今度はイーグルス相手に1勝2敗と負け越し。結局6連戦を五分の戦いしかできず。一試合ごとに順位が入れ替わる状態とは言え、ついに5位に転落してしまった。同じ負けでも内容が悪すぎて頭が痛い。

個々の調子がある程度良くて初めて成り立つにも関わらずバカの一つ覚えのように「勝利の方程式」に拘り過ぎる継投で失敗したり、球に喰らいつく気迫や工夫が全く見られないままに凡打や残塁の山を築いたり。札幌ドームで観る敗戦は精神的ダメージも大きく後に引きずるのでホント勘弁して欲しいものだ。

つい何度か声を荒げてしまい周りのファンに白い目を向けられたが、ため息ばかりで野次の一つも聞こえない方が健康的じゃないように思う。「よくやった、頑張った」ばかりでは選手もファンも成長しない、残りの試合は時にはちょいとばかり心に鬼を宿し叱咤激励すべきだ。秋風ならまだしも一足早く寒風が吹き荒れぬように、このままじゃ冬の到来を前に凍えてしまう。

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平田 勝男 (ひらた かつお)

最大13ゲーム差あった2位ジャイアンツとの差がついに3.5までに縮まってしまった。ここに来て想像だにしていなかった展開となり俄然目が離せなくなってきたが、今回はそのタイガースの好成績を陰で支えるスタッフの一人を取り上げようと思う。打撃はいささか非力だったけど軽快な守備が際立っていたなぁ…。

平田勝男1959年(昭和34年)、長崎県松浦市生まれ。長崎海星高時代には1年先輩の酒井圭一を擁して夏の甲子園でベスト4に進出、3年生時にも主将として春のセンバツに出場した。卒業後は明治大学に進み、1981年(昭和56年)のドラフト会議で2位指名されタイガースに入団する。

当時、同じ遊撃手に真弓がいたが、のちにチーム事情もあって慣れたポジションに定着。1984年から87年(昭和59年から62年)まで4年連続ダイヤモンドグラブ賞・ゴールデングラブ賞を獲得する名手として活躍し、初の日本一に輝いた1985年(昭和60年)には53打点をマークするなど打撃面でも大きく貢献した。

その後、チームによる若返りの方針もあって和田に席を譲り、1994年(平成6年)のシーズン限りで現役を引退する。一度退団し評論家活動をしていたが3年後タイガースにコーチとして復帰し、星野監督の専属運転手、1軍のヘッドコーチなどを経て、一昨年より2軍監督に就き若手育成・指導にあたっている。

【 生涯通算成績 】(実働13年) 979試合出場、633安打、23本塁打、220打点、打率.258

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岡田監督や梨田監督の続投やバレンタイン監督の泥沼報道等、早くも来季の監督人事の情報が飛び交う中、ノムさんも球団から続投を要請されたらしい。話を受け態度を保留するも70歳を超える高齢でありながら野球に対する情熱は一向に衰えていないようで、九分九厘来季も指揮を執ると見られている。

ノムさん続投来シーズンで創設5年目となるまだ発展途上のチーム、せっかく浸透し始めた「野村ID」をここでリセットし新たな体制に移行するのはリスクが大きいと感じたのかもしれない。続けて野村監督に任せる方針が固まったのも頷ける。体力・気力が伴えば長期政権にすべきだ。

口が多少悪くとも個人的にノムさんが好きなので尚更そー思ってしまう。就任1年目こそ最下位に甘んじたものの2年目の昨年は67勝75敗2分けで4位と奮起、今季は残念ながら最下位に沈んでいるが4月には球団初の単独首位に躍り出、7月上旬までAクラスをキープし前半戦のパ・リーグを盛り上げた。

ベテランの山崎を覚醒させたり、「打たれてチームが負けたら、オレのクビをやれば良い」と常に擁護しマーくんを一人前に成長させた功績も無視できない。積極的に起用してきた永井、嶋、渡辺直、育成選手の内村らの若手が一皮剥け独り立ちするのも時間の問題で、先に繋がる楽しみも充分に残している。

正に野球人生のラストスパート、最後にパーッと花を咲かせてから堂々と後進に道を譲って欲しいものである。そのためには選手を始め周りも強い意識を持たなければならない、長きに亘り野球界を支えてきた重鎮に感謝する意味も込めて。

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ファイターズファンのボクにとってCS出場権を賭けた戦いで一番脅威に感じているのはバファローズの存在だ。直接対決9連敗中という組み辛さも当然あるけど、ここに来て大石イズムが確実に浸透し始めているうえに、「清原の引退」がチームを一つにまとめる力をもたらす可能性を秘めているからである。

迫る清原の引退「キヨさんのラストシーズンに花を添えるぞぉッ!」なーんて意気が上がると予想以上の結果を出しかねない。投手陣に不安があるものの打線はローズ、カブレラという強力な大砲を抱えており、波に乗せると手をつけられなくなる。穴はあれど逆に大きく化けてしまいそうだ。

さて、その清原の引退セレモニーが予定されている京セラドームでの今季最終戦、10月1日(どーでも良いがボクの誕生日)のホークス戦の前売りチケットが発売されたが、僅か1時間足らずで完売してしまったと云う。球団関係者も「で~っ」と驚きの声を上げる程で、改めて人気の高さを証明するカタチとなった。

何でも親交のある長渕剛やスケジュール次第ではタイガースの金本なども駆けつけるようで、こりゃ盛り上がること必至だ。不器用さ故の真っ直ぐな性格が裏目に出てマスコミに叩かれ続けたが、それでも尚人気に翳りを見せなかった清原。もう少しで野茂、桑田に続き、また一人一時代を築いた大きな星が消えようとしている。まだピンとこないけど…、確実に寂しい。

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できれば明るい情報を綴りたかったファイターズの話題。札幌ドームに足を運べど内容に触れることなく8月の一ヶ月間ずーっと観望してきたけれど、あまりにも厳しい状況に書かずにいられなくなった。「8月が正念場」と以前記事にしたが、嫌な予感の方が的中してしまい 今はちょいとばかり暗澹たる思いでいる。

ついに4位転落投打が噛み合わず4連敗、対バファローズ戦としては実に9連敗という負けっぷりで5月10日以来の4位転落。結局8月は8勝14敗、7月の9勝13敗1分けと合わせると夏場だけで借金「10」の大失速を演じ、負け数も残り24試合で早くも昨季に並ぶ60敗目を喫してしまった。

ただでさえ調子悪いところに持ってきて、ダルビッシュと稲葉が北京五輪で不在になると更に下降線を辿り始め後は低迷の一途に…。特に投手陣の台所事情の厳しさは深刻でグリン・スウィーニーの両外国人は何とか踏ん張っているものの「柱」なくして崩壊寸前、ゲームをつくり切れず何度も頭を痛めてきた。

最後まで望みを捨てたくはないけど、「まだまだ3連覇は大丈夫なのだッ!」とはさすがに能天気なボクでも言い難く、白旗に近い状態だ。振り返れば後ろに着く5位のマリーンズも0.5差に迫り、いよいよケツに火が点いた感は否めないが、幸い9月は半数以上の13試合ものカードが“地元札幌開催”で組まれており、終盤の追い込みの後ろ盾になりそうな環境が整っている。

ダルビッシュを中心に本来の「守りの野球」を復活すれば3位圏内を死守でき次なる舞台CSも見えてくる。悲観的に捉えていてもしょーがない、気持ちを新たに9月攻勢の開始だ。

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