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川口 和久 (かわぐち かずひさ)

昨日、札幌アンビシャスが福岡ドンタクズに14-1と快勝した。この試合で先発を務め勝利投手となり、過去には投打の柱、黒田・新井が相次いでFA宣言したチームにあって初めて制度を利用した選手である。「和久」の名は当人の父が先日亡くなられた稲尾氏の大ファンであった事から付けられたものらしい。

川口和久1959年(昭和34年)、鳥取県鳥取市生まれ。甲子園への出場経験はないものの城北高時代から速球派投手として知られ、1977年(昭和52年)にオリオンズから下位で誘われるも拒否し、その後デュプロを経て1980年(昭和55年)のドラフト会議でカープに1位指名され入団する。

1年目は未勝利、2年目も4勝と精彩を欠いたが、3年目に15勝を挙げ一気に左のエースに成長。北別府、大野らと共に1980年代の「投手王国」を支える。通算暴投数79個というセ・リーグ3位の記録を残す荒れ球ながら1987、1989、1991年と最多奪三振のタイトルを3度獲得、「巨人キラー」としても活躍した。

1995年(平成7年)、FA権を行使しジャイアンツへ入団するが、全盛期の投球はできずファーム暮らしも経験する。リリーフに転向し一時輝きを放つも移籍4年目の1998年(平成10年)のシーズンを最後にユニホームを脱いだ。引退後は解説者を務める傍らマスターズ・リーグの札幌アンビシャスに参加している。

【 生涯通算成績 】(実働18年) 435試合登板、139勝135敗、4S、防御率3.38

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