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伊東 勤 (いとう つとむ)

松坂が抜け裏金問題が発覚するなど、心労の絶えないシーズンを送った後に下された結果がちょいと残念だ。26年ぶりにBクラスに沈んだライオンズ伊東監督が退団の記者会見に臨み、後任に渡辺久信2軍監督の内部昇格が決まった。そこで今回はその伊東監督の現役時代について触れてみたいと思う。

伊東勤1962年(昭和37年)、熊本県熊本市生まれ。熊本工業時代に夏の甲子園に出場し当時の根本監督の目に留まり所沢高(定時制)へ転校する。同時に囲い込まれるように球団職員として採用され、1982年(昭和57年)、晴れてドラフト1位でライオンズに入団し周囲を驚かせた。

ルーキーイヤーから33試合に出場し徐々に頭角を現し3年目には113試合でマスクを被りレギュラーを獲得する。以降、他球団から加入する大宮、中尾、中嶋や、新たに加入する垣内、高木、和田らを蹴散らし長きに亘りホームベースを死守し続け、野村に次ぐ歴代2位となる通算2327試合出場を果たした。

2002年から総合コーチを歴任し2004年より監督に就任。1年目からプレーオフ、日本シリーズと勝ち進みいきなり日本一の栄冠を手にする。ベストナイン10回・ゴールデングラブ賞を11回獲得、また現役を通じて14回のリーグ優勝、8回の日本一に貢献・経験するなど名実共に球史に残る捕手の一人であった。

【 生涯通算成績 】(実働22年) 2379試合出場、1738安打、156本塁打、811打点、打率.247

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