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プレーヤーはボクにとって自分の年齢を再認識するうえでの一つの鏡だ。同じ歳の選手がプロの世界へ入る時「頑張れよ、“タメ”たち」と応援にも力が入り、ベテラン扱いされれば「ベ、ベテナンってアンタ」と腰砕け、引退しその後コーチや監督に就任すると「もう、若くないのだぞぉ!」と現実を突きつけられる。

川相昌弘、引退この歳で同世代の選手がユニホームを脱ぐのは、若くして球界を去るのとはまた違った意味で寂しいものだ。ここ数年富にそんな機会が多くなりその都度重たいため息が出る。そしてまた一人、華はないが玄人好みのファンを魅了した川相が今季限りでバットを置くことになった。

1983年(昭和58年)、岡山南高校からジャイアンツにドラフト4位で指名され投手として入団するも直ぐに野手に転向し1989年(平成元年)にはレギュラーを獲得。シーズン66犠打の日本記録や1年を通じ試みた犠打47回を全て成功させるという離れ業も演じた。世界記録の533犠打は正に芸術の域である。

ジャイアンツで21年、ドラゴンズで3年、24年間長き現役生活を終える表情には涙はなく笑顔ばかり。気丈にも見えるその姿が余計に胸を詰らせた。2003年オフに一度は引退を決断するも紆余曲折あっての現役続行、その甲斐あってか完全燃焼したようにも映る。あのグラブさばき、粘り強いバッティング、球史に残る名選手の一人として後世に語り継がれるに違いない。

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