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「なかなか勇ましいじゃないか、ズレータくん」。プロの世界は真剣勝負、ましてや体は商売道具とあって怒りたい気持は解るが、あの程度の球でキレちゃいかんなぁ。その位の闘志があっても良いと思う反面、倒れて無抵抗な相手にパンチを繰り出すとは卑怯と言わざるを得ない。感情に任せたまま突っ走るとはいやはや大人気ない限りだ。「ちーっとは反省しなさい」。

ズレータの3発乱闘騒ぎの主は概ね助っ人絡み、その威嚇的なやり方が向こうの流儀かもしれないが基本的に体力的に劣る日本人選手を舐めている証拠だ。突進してくる巨漢から逃げることなく体当たりした金村を逆に褒めてあげたい。パナマ出身のズレータには通用しないと思うが、以前スポーツライターの二宮清純氏がこんなことを書いていた。

『ハリウッド映画で殴り倒した相手に馬乗りになるようなシーンはほとんどお目にかかれない。殴り倒した側は「カモン!」と叫びながら相手が起き上がるのを待つ。そして再びファイティングポーズをとったのを合図に戦闘は再開される。ヨロヨロと立ち上がった相手にいきなり殴りかかるのは卑怯者の仕業だと断罪される。そして卑怯者には「私刑」が執行される。善しあしは別にして、これが米国流の「記述なき掟」なのだ』 と。

今回の件は戦いではなく一方的な制裁だ。とばっちりのパンチを受けながら体を張って仲裁してくれた松中には感謝したい。続投しその後のリレーで勝利できたから良いようなものの「今後の登板に影響が出た日にゃワイが黙っとなんぞ!」と任侠劇ばりに粋がってみる。10年ぶりとなるホークス戦開幕2カード連続の勝ち越しも決め1週間ぶりの5割復帰、上位浮上のきっかけになることを願うばかりである。

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